この記事では、Google Apps Script (GAS) を使って、LINE BOTで「位置情報メッセージ」を送信する方法を解説します。
店舗の場所を案内したり、イベント会場の地図を送ったりと、様々な場面で活用できるメッセージ形式です。
公式ドキュメント:位置情報メッセージ | LINE Developers


事前準備
メッセージを送信するには、以下の2つの情報が必要です。
1. チャンネルアクセストークンの取得
LINE Developersコンソールから、利用するBOTのチャンネルアクセストークンを取得してください。詳しい手順は以下の記事で解説しています。
LINE BOT開発に不可欠なMessaging APIのチャンネルアクセストークンを取得する手順を、実際の画面キャリプチャを交えて詳しく解説します。LINE Developersへの登録からプロバイダー、チャンネル作成、トークン発行までを網羅。
2. ユーザーIDの取得
メッセージの送信先となるLINEユーザーのIDが必要です。取得方法は以下の記事を参考にしてください。
Google Apps Script(GAS)を使って、LINE BOTと友だちになっているユーザーのIDを取得する方法を解説します。Webhook経由で送信されるイベント情報から、特定のユーザーを識別するための`userId`を抜き出すサンプルコードを紹介します。
GASで位置情報メッセージを送信するサンプルコード
以下のサンプルコードは、GASで位置情報メッセージを送信する例です。タイトル、住所、緯度、経度を指定してメッセージを作成します。
コード内の TOKEN と DEBUGID は、ご自身の環境に合わせて書き換えてください。
const TOKEN = 'LINEのトークンを指定(取得方法:https://arukayies.com/gas/line_bot/gettoken)';
const DEBUGID = 'LINEのユーザIDを指定(取得方法:https://arukayies.com/gas/line_bot/get-userid)';
//LINEBOTで位置情報メッセージを送るサンプル
function pushmessage_location() {
//位置情報メッセージを送る
UrlFetchApp.fetch('https://api.line.me/v2/bot/message/push', {
'headers': {
'Content-Type': 'application/json',
'Authorization': 'Bearer ' + TOKEN, //LINEのトークンを指定
},
'method': 'POST',
'payload': JSON.stringify({
'to': DEBUGID, //LINEのユーザIDを指定
'messages': [{
'type': 'location',
'title': 'my location', //タイトル
'address': '〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目21−1', //住所
'latitude': 35.65910807942215, //緯度
'longitude': 139.70372892916203 //経度
}],
'notificationDisabled': false // trueだとユーザーに通知されない
}),
});
}
title: メッセージのタイトル(例:「本社ビル」など)address: 住所のテキストlatitude: 緯度longitude: 経度
送信結果
上記のGAS関数 pushmessage_location を実行すると、指定したユーザーに位置情報メッセージが送信されます。

位置情報メッセージ受信画面
ユーザーがメッセージをタップすると、地図アプリで場所を確認できます。
まとめ
今回は、GASを利用してLINE BOTから位置情報メッセージを送信する方法を紹介しました。店舗への誘導や待ち合わせ場所の共有などに便利な機能ですので、ぜひ活用してみてください。
その他のメッセージタイプやアクションについては、以下の記事で紹介しています。
LINE BOT開発で必須のアクションオブジェクト7種類(ポストバック、メッセージ、URI、日時選択、カメラ、カメラロール、位置情報)の機能と使い方をGoogle Apps Script (GAS) のサンプルを交えて徹底解説。それぞれの違いや最適な使い分けがわかります。

