この記事では、LINE BOT開発でユーザーとの対話を豊かにするために不可欠な「アクションオブジェクト」について、Google Apps Script (GAS) で利用できる7種類をまとめて解説します。
アクションオブジェクトは、リッチメニューやテンプレートメッセージのボタンがタップされたときに、BOTがどのような動作をするかを定義するものです。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることで、ユーザーにとってより便利で直感的なBOTを作成できます。
公式ドキュメント:アクションオブジェクト - LINE Developers


1. ポストバックアクション (Postback Action)
ポストバックアクションは、ユーザーがボタンをタップした際に、ユーザーには見えない特定のデータ(ポストバックデータ)をサーバー(GAS)に送信する機能です。ユーザーの選択に応じて処理を分岐させたい場合に最適です。
主な用途
- アンケートの回答
- メニュー選択
- ゲームのコマンド実行
本記事では、Google Apps Script (GAS) を使ってLINE BOTのボタン操作をテキストではなくデータで受け取る「ポストバックアクション」の実装方法を解説します。ユーザーに見えないデータをサーバーに送信し、複雑な対話を実現できます。

ポストバックアクションの実行例
2. メッセージアクション (Message Action)
メッセージアクションは、ユーザーがボタンをタップすると、ユーザーに代わってあらかじめ設定されたテキストメッセージをBOTとのトークに送信します。ユーザーが文字を入力する手間を省き、定型的な応答を促すのに役立ちます。
主な用途
- 「はい」「いいえ」の応答
- よくある質問の選択
- キーワードの送信
本記事では、Google Apps Script (GAS) を使って、LINE BOTのボタンをタップしたユーザーに代わって特定のテキストメッセージを送信させる「メッセージアクション」の実装方法を解説します。簡単な応答を促すのに便利です。

メッセージアクションの実行例
3. URIアクション (URI Action)
URIアクションは、ボタンにURLリンクを設定し、ユーザーを外部のウェブサイトやLINE内の特定のページに遷移させる機能です。https://, http://, line:// などのURIスキームが利用できます。
主な用途
- 自社サイトやキャンペーンページへの誘導
- 詳細情報の提示
- LINE公式アカウントの友だち追加ページの表示
本記事では、Google Apps Script (GAS) を使用して、LINE BOTのメッセージに含まれるボタンにウェブサイトへのリンクを設定する「URIアクション」の実装方法を解説します。ユーザーを指定のURLに誘導したい場合に便利です。

URIアクションの実行例
4. 日時選択アクション (Datetime Picker Action)
日時選択アクションは、ユーザーにカレンダーUIを表示し、日付や時刻、またはその両方を選択させる機能です。選択された日時はポストバックイベントとしてサーバーに送信されます。
主な用途
- 店舗やサービスの予約受付
- リマインダーの設定
- スケジュールの調整
Google Apps Script (GAS) を使ってLINE BOTに日時選択アクションを実装する方法を解説します。ユーザーがカレンダーから日付や時刻を選ぶだけで、予約やリマインダー設定が簡単に行えるようになります。サンプルコード付きで紹介。

日時選択アクションの実行例
5. カメラアクション (Camera Action)
カメラアクションは、LINEアプリ内でカメラを起動し、ユーザーに写真を撮影・送信させる機能です。その場で撮影したリアルタイムな画像が必要な場面で役立ちます。
主な用途
- イベントでの写真投稿
- 商品の不具合報告
- 身分証明書の撮影
Google Apps Script (GAS) を使ってLINE BOTにカメラアクションを実装する方法を解説します。ユーザーにカメラを起動させて写真を撮影・送信してもらう機能です。サンプルコード付きで紹介。

カメラアクションの実行例
6. カメラロールアクション (Camera Roll Action)
カメラロールアクションは、スマートフォンの写真ライブラリ(カメラロール)を起動し、ユーザーに既存の画像を選択・送信させる機能です。
主な用途
- プロフィール画像の変更
- 保存済みの写真の共有
- アルバムからの写真応募
Google Apps Script (GAS) を使ってLINE BOTにカメラロールアクションを実装する方法を解説します。ユーザーがスマートフォンのライブラリから写真を選択・送信できるようにする機能です。サンプルコード付きで紹介。

カメラロールアクションの実行例
7. 位置情報アクション (Location Action)
位置情報アクションは、位置情報の送信を促す画面を開き、ユーザーに現在地や任意の場所を送信させる機能です。
主な用途
- 現在地に基づいた店舗検索
- 待ち合わせ場所の共有
- 災害時の安否確認
Google Apps Script (GAS) を使ってLINE BOTに位置情報アクションを実装する方法を解説します。ユーザーがボタンをタップするだけで、現在地情報を簡単に取得できるサンプルコード付きで紹介。

位置情報アクションの実行例
まとめ
今回は、LINE BOT開発で使える7種類のアクションオブジェクトを紹介しました。それぞれの特性を理解し、目的に合わせて組み合わせることで、ユーザー体験を大幅に向上させることができます。
ぜひこの記事を参考に、インタラクティブで便利なLINE BOTを開発してみてください。

