GASでスプレッドシートのセル背景色を効率的に取得・活用する方法

Googleスプレッドシートの色管理、ちゃんとやってる？「このセルの色を取得したい！」ってときに使うのが getBackground() なんじゃ。GASを使ってスプレッドシートを自動化するなら、セルの色をプログラム的に扱うのは避けて通れんばい！

この記事では getBackground() の基本から応用、効率的なデータ処理までをバッチリ解説するけ。知らんかった人も、これを読めばスムーズに使いこなせるようになるさ！

詳解！Ｇｏｏｇｌｅ　Ａｐｐｓ　Ｓｃｒｉｐｔ完全入門ＧｏｏｇｌｅアプリケーションとＧｏｏｇｌｅ　Ｗｏｒ第３版/秀和システム/高橋宣成

posted with カエレバ

楽天市場

Amazon

Yahooショッピング

getBackground()メソッドの基本
1. 使い方
2. getBackgrounds()で複数セルの色を取得
大規模データの最適化テクニック
条件付き書式の応用
まとめ

getBackground()メソッドの基本

getBackground() は Range クラスのメソッドで、セルの背景色を16進数のカラーコード（例：#ffffff）として取得する機能じゃ。

使い方

const color = sheet.getRange("A1").getBackground();
console.log(color); // 例: "#ff0000"

このコードはA1セルの背景色を取得するんじゃけど、範囲指定（例：A1:B2）すると左上セルの色しか取れんのじゃ[1][4]。

getBackgrounds()で複数セルの色を取得

複数セルの色を一括で取得したいなら getBackgrounds() を使うべし！

const colors = sheet.getRange("A1:B2").getBackgrounds();
console.log(colors);
// [['#ff0000', '#00ff00'], ['#0000ff', '#ffffff']]

戻り値は二次元配列になっとるけん、各セルの色をループで処理できるさ。

大規模データの最適化テクニック

セルの色を大量に取得すると処理が重くなるばい！こういうときは、バッチ処理 や キャッシュ を活用すると効率アップじゃ！

const range = sheet.getRange("A1:Z1000");
const [values, colors] = [range.getValues(), range.getBackgrounds()];

values.forEach((row, i) => {
  row.forEach((cell, j) => {
    if(colors[i][j] === '#fff000') {
      console.log(`セル ${i+1},${j+1} は警告色！`);
    }
  });
});

この方法なら、1000行以上のデータでも爆速で処理できるばい！

条件付き書式の応用

GASを使えば、標準の条件付き書式じゃできん高度な処理も可能になるんじゃ！

function highlightExpiredItems() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  const range = sheet.getDataRange();
  const colors = range.getBackgrounds();

  colors.forEach((row, i) => {
    row.forEach((color, j) => {
      if (color === '#ff0000') {
        sheet.getRange(i+1, j+1).setBackground('#ff9999');
      }
    });
  });
}

このスクリプトを実行すれば、特定の色を見つけて、自動でハイライトする仕組みが作れるち！