「自宅で採れたての新鮮な野菜を食べてみたい!」そんな思いから、水耕栽培に挑戦してみることにしました。
土を使わない手軽さから、家庭菜園初心者にも人気の水耕栽培。今回は、100均のアイテムを駆使して自作した、本格的な循環式水耕栽培装置をご紹介します。
完成した装置がこちらです!
この記事を読めば、低コストで拡張性のある水耕栽培装置を誰でも作れるようになります。

なぜ水耕栽培?そのメリットと種類
水耕栽培のメリット
水耕栽培とは、土を使わずに水と液体肥料で植物を育てる方法です。
- 衛生的: 土を使わないため、害虫の発生が少なく室内でも清潔に育てられます。
- 手軽さ: 重い土を運ぶ必要がなく、プランターも軽量なため気軽に始められます。
- 省スペース: ベランダや窓際など、限られたスペースでも設置可能です。
水耕栽培の主な種類
水耕栽培にはいくつか方式がありますが、今回は「DFT式」と「NFT式」のいいとこ取りをしたハイブリッド方式の装置を自作します。
- DFT式(湛液型): 容器に溜めた養液に根を浸す、最も一般的な方法。
- NFT式(薄膜型): 養液を常に循環させ、根に薄い水の膜を作ることで酸素を供給する方法。
この素晴らしいアイデアは、以下のブログを参考にさせていただきました。

水耕栽培の棚を選ぶのに苦労していませんか?なかなかちょうどいい棚がないですよね。このページでは自分で棚を作る方…
装置の設置場所
今回は、日光がよく当たる自宅の出窓に設置することにしました。
【ほぼ100均】循環式水耕栽培装置の材料一覧
ほとんどの材料は100円ショップで揃えられますが、ポンプや一部の配管パーツはホームセンターや通販での購入がおすすめです。
100均で揃えるもの
- 突っ張り棒
- ワイヤーネット
- 結束バンド
- 植物を植えるコンテナ&蓋
- スポンジ(苗の固定用)
- アルミシート(遮光用)
- 水を貯めるコンテナ(養液タンク用)
100均以外で揃えたもの
水中ポンプ
Rio1400 50Hz を各ショップで検索ホース
耐寒耐圧耐藻ホース を各ショップで検索塩ビ管(VP13)
塩化ビニールパイプ vp13 を各ショップで検索各種継手(バルブソケット、給水栓ソケット、エルボなど)
バルブソケット 13 を各ショップで検索
TS給水栓ソケット を各ショップで検索
TS エルボ (L) 13mm を各ショップで検索Oリング(水漏れ防止用)
Oリング P5 を各ショップで検索
写真で解説!装置の組み立て手順
1. 支柱の組み立て
100均の突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドで固定し、栽培コンテナを置くための棚を作ります。
2. 配管の作成
塩ビ管を必要な長さにカットし、コンテナに穴を開けて継手とOリングで接続します。水位を調整するためのオーバーフロー管もここで作ります。


このオーバーフロー管の角度を変えることで、コンテナ内の水位を自由に調整できるのがこの装置のポイントです。
3. 栽培コンテナの準備
コンテナの蓋に、苗を植えるための穴を開けます。
4. 設置と仕上げ
作成した支柱にコンテナを設置し、ポンプとホースを繋げば装置の骨格は完成です。
水耕栽培の天敵「藻」の発生と対策
水耕栽培で最も注意したいのが藻の発生です。藻は養分を横取りし、水質を悪化させるため、徹底的な対策が必要です。
藻が発生する原因
藻は光合成を行うため、「養分」と「光」 がある場所で繁殖します。水耕栽培の養液は、藻にとっても絶好の栄養源なのです。
藻の対策:徹底的な遮光がカギ!
藻の発生を防ぐには、養液に光を当てない**「遮光」**が最も効果的です。
対策①:コンテナの遮光
100均のアルミシートで各コンテナを覆い、光が内部に入らないようにします。
対策②:ホースの遮光
見落としがちなのがホースです。ここもアルミシートでしっかりと覆い、遮光を徹底します。
遮光対策の失敗例
当初、透明なホースを使っていたところ、2ヶ月ほどで藻が大発生してしまいました。ホース内が緑色になっているのが分かります。

教訓:ホースは必ず遮光性の高いものを選ぶか、徹底的に遮光処理を施しましょう!
まとめ
今回は、100均アイテムを中心に自作した循環式水耕栽培装置を紹介しました。 少し手間はかかりますが、自分の手で作り上げた装置で野菜が育つ様子は格別です。ぜひ、この記事を参考にオリジナルの水耕栽培装置作りに挑戦してみてください!



